|
チョコレート
自分が菓子類でよく買うのはチョコレートとアイスクリームの2つ。あと、和菓子にも興味がある。他の甘いモノ、たとえばアメやガムにはあまり興味がない。 チョコレートは食べた時の「満足度」が高いと思う。他の甘いモノはズルズルと食べがちなのだけど、チョコレートは満足度が高いので少し食べれば気分が晴れる。アイスクリームも一緒で、1個食べれば「今日はもう甘いモノはこれで十分」という気がしてくる。 チョコレートはたまに食べるぶんには体にも良くて、日本チョコレート・ココア協会の栄養基礎講座によれば、多量に含まれたポリフェノールが動脈硬化や癌を防いだりアレルギーやリウマチに効果があったりするという。身体的・心理的ストレスの抵抗力も増すらしい。 ミネラルや食物繊維もそれなりに含まれていて、「ただ甘いだけのお菓子」とはいえない。量を摂りすぎなければ太る心配もない。 自分は大抵いつもLOTTEのチョコレートを買う。中でもガーナミルクチョコレートを買う事が多い。気分転換にサクサクのクランキーやクランキーホワイト、マカダミアナッツが好きなのでマカダミアバーを買ったりする。 ガーナミルクチョコレートが好きな理由は、なんとなく味が好みだから。赤色のパッケージも気に入っている。「シンプルイズベスト」という発想の人間なので、小細工の利いたチョコレートよりはシンプルで王道な板チョコを好む。LOTTEのチョコパイも安くなっているのを見かけたら買ったりする。 自分は基本的にはスーパーやコンビニで買えるような市販のチョコレートばかりを食べているのだけど、「高級チョコレート」にも興味がある。高級チョコレートというと東京のデパート地下で売っているようなものや、チョコレート専門店で売っているようなもの、メーカーでいえばベルギー王室御用達という文句で有名な「ゴディバ」などがあげられると思う。 残念な事に、自分が食べた事のある高級チョコレートは「ペニンシュラ」だけ。（知らない内に他のも食べている可能性はなくはないのだけど、記憶にない。） ペニンシュラは香港のペニンシュラホテルが製造販売しているチョコレートで、いつだったかダレかに香港で買ってきてもらった。普通に日本のデパートで買う事もできたりするので、わざわざ買ってきてもらった割には希少性はない。今でも味を覚えているが、なんというか、味に重量感があった。市販のチョコレートの気合いを「1」とすると、ペニンシュラの気合いは「8」か「9」くらい。「すごい気合い入っているチョコレートだな！」という感じ。 高級チョコレートをいろいろと食べてみたい気がするのだけど、男1人でデパート地下やチョコレート専門店に行くのはちょっとハズカシイものがある。女性のほうが断然に行きやすいと心から思う。それは10代、たしか高校生あたりからずっと思っていた事で、「菓子関係の店ってなんて行きづらいんだ」「自分のような男が行ったら奇異の目で見られそうだなー」なんて思っていた。それで実際に行く事は決してなかった。 2001年のある日、日本経済新聞である記事を目にした。その記事について、当時の自分がちょこっと日記みたいなのを書いているので、そこから抜粋する。 （以下、抜粋） このあいだ新聞に、大学時代に高級チョコレートを食べ歩いてのちのちに高級チョコに関しての「会」まで発足した男の人（まだ30代）が載っていたのだが、男の人でもそういう高級菓子を食べ歩くことあるんだなとミョーに感心した。自分などはそういう立派な店までチョコを買いに行くのがはずかしくて、つい手近にあるコンビニやスーパーで満足してしまっている。「会」まで発足したそのチョコレート好き男が言うには、「日本のチョコダメダメ。ヨーロッパのチョコ最高。（←要約）」とのことで、ヨーロッパのチョコ（ショコラ）がどんなものか一度食べておきたい！とマジ思った。 …以上。2001年の10月16日に書いたもの。 記事を読んで目から鱗が落ちた。男でも平気で高級チョコレートの店を見回っている人がいるんだなーという思いと、ヨーロッパのチョコレートってそんなにスゴイのかーという思いと、いろんな驚きがあった。ヨーロッパでは友人を呼んでパーティーをする際にチョコレートを振舞ったりする事もあるので店で大量にチョコを買っても不思議がられない、日本で同じ事をするととても不思議がられる、というような事もその男の人が話していた。 この記事を読んでから、「本当に素晴らしいチョコレートを食べてから死にたい」と思うようになったのだが、それとともに、「高級なチョコレートを食するに足る人間になりたい」とも思った。なんというか、高級チョコを食べるにも似合う似合わないがある気がして、自分はまだ似合わない気もした。 近い将来、高級なチョコレートを食べ歩きたい。1つの趣味として。 参考：発掘あるある大辞典 第179回「チョコレート」←チョコレートまであるある。 参考：Chocotips←キレイにまとまっています。 参考：チョコもぐ←メルマガ。更新頻度高くてオススメ。 参考：チョコレート博物館←なかなかオモシロイ。 参考：All About Japanの「チョコレート」カテゴリ←便利なリンク集1 参考：Lycosのチョコレートディレクトリ←便利なリンク集2 参考：Table Parkのチョコレート関連リンク←便利なリンク集3 （'02年05月14日制作） |