プレイステーションが好きでない理由

(PS批判をしています。それほどきつく批判していないつもりですが、頭にきたら申し訳ないです。「これさえなければ最高なのに…」という点を上げてみました。)

プレイステーションは昔は好きでした。というよりも持っていました。プレイステーションを遊んでいたのは中学から高校にかけての事なんですが、あの頃はゲームといえばプレイステーションでした。

ある日、プレイステーションが壊れました。少しずつ調子が悪くなってきていて、縦にしてやらないといけない末期症状まできていたんですけど、それから少しも踏ん張りをきかせずに、あっさりと御臨終しました。

これは、いわゆる「ソニータイマー」です。

「ソニータイマー」とは、ソニーが新製品の需要を広げるために、保証期間を過ぎた途端に製品の調子がおかしくなって故障するように、わざと製品内に仕組んでいるシステムの事です。この仕組のおかげで、製品の寿命サイクルが短くなり、消費者は新しいものへと次々買い換えねばならないのです。

これは企業にしてみれば非常に戦略的かつ有効な手段です。別にソニーだけでなくあらゆる企業がこうした手段を講じています。「非常に壊れにくい製品」というものを作ったとしても、そんなものを作ってしまえば死ぬまで消費者に新製品に買い換えてもらえなくて、その企業は倒産しちゃいます。倒産しなくてもそれでは儲からないでしょう。

この賢い知恵にケチをつける気はありません。

…と言いたいところですが、プレイステーションに関しては壊れやすすぎると思います。プレイステーションまで、ああも壊れやすくして、2台目3台目を買わせようとするのはせこくないでしょうか。というより自分は、プレイステーションというハードに対して、強い不信感が芽生えてしまって、プレイステーション2(PS2)を買えずにいます。せめて4、5年程はもつようにしてもらいたいです。

ハードの壊れやすさの他にも気になる事があります。それは、あまりにロード時間が長過ぎる事です。

プレイステーションを現役で遊んでいた頃、しょっちゅうローディングに待たされました。これは、非常に、ムダな時間です。何かしながら、たとえば本や雑誌を見ながら、ラジオや音楽を聴きながら、勉強をしながらでないと、バカみたいにボンヤリと待つのには少し苦痛が伴います。

ハードがもう少し壊れにくくなり、ロード時間が気にならない程度に短縮されたなら、PS2はまさしく最強のマシンかと思います。今の状態でもじゅうぶん優位な状況だけれど、そこまですればオゾマシイほどに優位です。

('02年04月03日制作)

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